ナナシナ日記(Done Den Words)

熊本発の音楽プロジェクト(Done Den Words:ドンデンワーズ)で活動中。ナナシナタロウの日記です。youtubeチャンネル→【https://goo.gl/B0kt6a】

北海道からの旅①

北海道からの旅①

 

旅好きでもあるナナシナ。

 

実は今年は八月頭から20日ほど、放浪の旅に出ていた。

 

目的は、湿度からの逃亡。

 

産まれてこのかた、

熊本の盆地で育ってきた人間からすると

カラッととした暑さというものに憧れがある。

 

そこで選んだ今回のプランが

北海道まで自家用車を乗せ、フェリーで小樽までの大移動。

そこからするっと、日本を下って帰ってくるという旅に出たのであった。

 

色々と出会いもあったし、日記がてらにつらつらと書いてみよう。

 

 

【北海道までのルート】

色々と悩んだけれどもギターも持って行って行きたかったし

車中泊とかもしてみたかったんで、どうしても自分の車で行ってみたかった

 

なにより、北海道の広大な土地を、時間を気にせずぷらりぷらりと運転してみたかった。

 

そうすると熊本からのルートは

 

①熊本から大分西港へ(車移動;約3時間)

②大分西港から神戸港へ(フェリー移動:約11時間)

神戸港から舞鶴港京都府の北部)へ(車移動:約3時間)

舞鶴港から小樽港へ(フェリー移動;約20時間)

 

というのが一番よいかと思われた。

単純に足すと

 

 

37時間。

 

 

意味深な映画のタイトルにでもなりそうな響きだ。

 

 

この移動の中で、どの部分が一番辛いかって

何となく

④のフェリー20時間のような気がするんだけど

私的には、

③の神戸から舞鶴までの車移動が断然辛かった。

 

【神戸~舞鶴間】

この区間、ほんとに何もないのだ。

そりゃ、神戸近辺は色々あるが

一旦市街地を抜けようものなら、周りは山ばかり、

しかも、特に寄りたくなるような場所がないのだ。

 

途中のコンビニ(夜には閉まるやつ)で買った

大根のど飴を摂取する量もかなり多くなった。

 

口も心も、寂しくなるのだ。

 

そんな道を抜け、神戸から京都までずいーっと縦断。

京都の北端あたりに近づき、右に行けば目的の舞鶴港へと向かうあたりで

 

気になる看板が目に入ってきた。

 

 

「←天橋立

 

 

ん、これって、もしかして

「あまのはしだて?」日本三景の?

 

信号待ちでSiriに問うと、どうやらあの日本三景がわりと近い位置にあるらしい。

Wikipediaを丸読みしやがる。

知らなかった、九州人にはなじみが薄いのである。

 

時刻は17時頃、フェリーは23時頃だし、1時間くらいロスするけど

寄ってみよっかな!

 

軽快にハンドルを左に切る私。

その時の気分次第で行く先が変わる、これがひとり旅の醍醐味である。

 

「行き先? 未定だよ。それが旅だからさァ」

 

そのうちこんな台詞を言う機会があるかもしれないな。

格好いい言い方を練習しておこうかな、

なんて思いながら、目的地周辺に到着。

あたりは丁度夕暮れになっていた。

 

「行き先? あぁ、夕焼けを見ようと思ってさァ。

ただ、そっちの方にハンドルを切ったんだよね」

 

こういうのもいいな、なんて思いながら

天橋立に到着した。

この頃には、周辺の看板や雰囲気から、

なんとなく天橋立は高いところから見るものなのだなと分かった。

(九州人にはなじみが薄いのだ)

 

 

 

ん?

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なるほど、ロープウェイは終わってるか。

どっか車で上るルートはあるのかな。

 

すると丁度係員が帰宅しようとしていた。

すぐに声をかける。

旅人は常にスマートに行動するのだ。

 

「あの、上に上る道ってどっちですか?」

 

「あー、そういうのは、ありませんよ。」

 

交わされた会話はそれだけだった。

旅人は常にスマートなのだ。

 

 

私は天橋立を見ることが出来なかった。

 

 

正確には、見た。見たよ。

でも陸から見たら、ただの林だよ。

同じ目線だもの。

なんだい、夕方には営業を終えるロープウェイしか上からの景色を見る方法がないってのかい。

それじゃ、夕焼けの天橋立を見たい旅人はどうしたらいいんだい。

下からみたら、それはもはやただの「ハシダテ」だよ。

もうちょっと観光客に優しくったっていいんじゃないのかい。。。

 

 

色んな思いが渦巻いたが。

 

「思った通りにならないのが旅の醍醐味だからね。」

 

そう言う練習をしながら舞鶴へとハンドルを切った。

 

 

→続く

 

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「ハシダテ」

※このころのiPhoneはカメラが汚れている。